▪️叱る時には信頼関係を築いてから!
前回に引き続き、疲れが倍増した上司のセリフをいくつか挙げてみます。
皆さんは、上司や同僚の何気ない一言で意気消沈したり、一気にやる気をなくした経験はありませんか。
その反対に、相手の言葉で、生き返るような気持ちになったり、閉塞感から解き放たれたような気持ちになったこともあるのではないでしょうか。
たった一言の言葉のチョイスで、相手に与える印象に、天と地ほどの差がありますね。
上司の心ない一言、
④「自分でやれ&勝手にやるな」
この言葉、迷いますね。「えっ、報告したらダメ?やっぱり一言 言わなきゃならないかな」。
上司から自分で仕事を進めるように言われ、プロジェクトの概要をクライアントに打診をしたら、「勝手にするな」と言われ、どう動けばよいの?と迷ってしまい、行動したり、決断するのが怖くなってしまいます。
上司は、ホウレンソウに関しても明確な指示を出してあげたいですね。
⑤「まだ終わらないの?(仕事遅いね)」
自分ではしっかりやっているつもりなのに、思わぬトラブルや業務の支障で時間がかかることもありますね。せめて、こちらの事情も聞いてほしいです。
⑥「やる気あるの?」
こんな言葉を発せられたら、一気に崖から突き落とされようなネガティブな感情しか湧いてきませんね。
ますます部下は、やる気をなくしてしまいます。
こちらを気遣うような言葉がけがほしいです。
▪️上司に言われて嬉しかった言葉とは?
仕事をしていく中で、様々な苦労があったり失敗もあり落ち込んでしまうこともあることでしょう。でもそんな時に、上司や同僚からこんな言葉をかけられたら、ほろっとするのではないでしょうか。
④「自分でやれ&勝手にやるな」→「自分の思うようにやっていい。責任は私が取るから」
「失敗してもいい、私がついている」と解釈でき、自分が信頼されている気持ちになり、自信を持ってのびのび仕事をすることができるでしょう。エネルギーが湧いてきそうです。
⑤「まだ終わらないの?(仕事遅いね)」→「少し時間がかかりそうだね。何か困ったことはないかな」
頭ごなしに仕事の遅いことを責めるのではなく、仕事の進捗状況を聞いたり、事情があればサポートできるような職場の雰囲気があれば、ホウレンソウもスムーズに行うことができ、風通しのよい環境になるでしょう。
⑥「やる気あるの?」→ 「最近疲れているように見えるけれど、オーバーワークになっていないか。もし仕事の量が多ければ少し調整してみようか。(また、プライベートで困ったことがあれば相談にのるよ)」
など、こちらの事情を推し量ってくれるような言葉があると、ホッとして嬉しいですね。
部下が心を開くきっかけにもなりそうです。