マイナスプラス法 〜話し方のコツ〜

今日は、同じ講師仲間とのランチ会。
ランチの最中に、心理学の先生が言った言葉にハッとしました。

「夜、娘が自宅に帰ってきて毎日色々愚痴を言うのだけれど、母親の私が聞き役になって、
最後に『なんだかんだ言って、楽しそうじゃない〜?!』って言ったら、しばらくして娘が、
『なんだか私、楽しくなってきた』と言ってくるようになったの」

”人に好かれる話し方のコツ”に、「マイナスプラス法」があります。
ネガティブな言葉を発していても、最後にはポジティブ発言で締める。

例えば、

△「おいしいフランス料理のお店があるのだけれど、少し遠いのよね」を

○「少し遠いのだけれど、おいしいフランス料理のお店があるのよ」

と言われれば、後者の方が、期待感が高まってワクワクしてきます。
ちょっとした言葉の工夫で、相手に与える印象も変わりますね。
終わりよければすべてよし!
物事をプラスで締める習慣をつけると、自分ばかりか周りの人をも明るい気分にさせてくれます。

ただし、この「マイナスプラス法」。人をほめる時には、「プラスプラス法」がオススメです。

✖️ 「見た目は老けてるのに、声は若いね」と言うと、嫌味を言われているようですが、

○ 「ショートも似合うけれど、ロングヘアもいい感じ」となると、相手に心地さが伝わります。

何気ない会話でも、ポジティブな褒め上手になりたいですね。

五十嵐由美子